ザイデナと進行性の夜盲
2019年11月03日ザイデナはPDE5の選択的阻害薬であり、勃起不全で悩んでいる人に人気が高くなっています。
アジアで開発された有効成分が使用されており、他の成分よりも副作用が少ないとされています。
韓国を始め、ロシアやフィリピンなどでもED治療薬として販売されています。
しかし、日本ではまだ販売されていないため、個人輸入を利用して手に入れる必要があります。
勃起不全は勃起機能障害や勃起障害と言われることもある男性の性機能障害の一つであり、完全に勃起ができない状態だけではなく、勃起に時間がかかることや途中で萎えるなどの症状が挙げられます。
勃起不全は陰茎海綿体の動脈がしっかりと広がらず、血液の流れ込みが不足することで起こるとされています。
年齢や精神的要因が主な原因と言われていますが、糖尿病や高血圧症、高脂血症、喫煙、飲酒などの生活習慣も深く関わっているとされています。
勃起不全の治療には、ザイデナなどのPDE5阻害薬が使用されます。
このような薬は陰茎海綿体に存在している勃起を阻害するPDE5の働きを弱めることにより、陰茎の動脈および海綿体にある平滑筋内の成分を増加させることができるため、結果として陰茎組織への血流が増加して勃起不全を改善します。
ザイデナの有効成分は、他の薬の有効成分と同じでPDE5を阻害することができるのですが、アジアで開発された成分なので日本人の体質に合いやすい薬と言われています。
ザイデナは服用後30分程度で効果が出て、最大24時間効果が持続するということです。
PDE5阻害薬の中では安全性が高いとされており、アルコールや脂肪の多い食事の影響を受けないというメリットも挙げられます。
ちなみに、6ヶ月以内に心筋梗塞を経験した人や脳梗塞・脳出血を経験した人、重度の肝障害の人、進行性の夜盲の人などはこの薬を服用できません。